本記事の目次
「ホームページを作ったのにお問い合わせがゼロ!」 その原因と解決方法
※2020年12月4日・動画を一般公開しましたので、記事を修正しました(動画は記事の最下部にあります)せっかく苦労してホームページを作ったのに、お問い合わせが全く来ない……悲しいですよね。
当記事では「ホームページを作ったのにお問い合わせがゼロ!」 その原因と解決方法を三つの切り口に分けて紹介しています。悩めるピアノの先生のお役に立てばうれしいです。
なお、Google関係の情報は2020年7月現在のものとなっております。こういった情報は年々アップデートされていますので、常に最新情報を調べて活用するようにしてください。
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ホームページがあるのにお問い合わせがゼロ! 主な理由は3つ!
- ホームページが検索ロボットにみつけられていない(インデックスされていない)
- 検索順位が低い
- ホームページ内容に問題がある
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1.ホームページが検索ロボットにみつけられていない(インデックスされていない)
そもそもホームページというのは、ネット上に公開しただけでは、すぐに検索には出てこないため、URLを直接打ち込むかURLが紹介されてるリンクからたどる以外にホームページを見つける方法はありません。「検索」というのは、キーワードを検索エンジンの検索窓にいれて探していくという方法です
この方法であなたのホームページを見つけてもらうには、まず「Googleなどの検索エンジン」にインデックスされている必要があります。
Googleインデックスの仕組みは……

- 検索ロボットがネット上を巡回して情報を収集
- ホームページがGoogleのデータベースに登録される
- 検索順位の決定
この「ホームページを検索ロボットがめぐってきてデータベースに登録」され「検索できるような状態」になるまで数週間から数か月かかるといわれています。
検索ロボットはリンクをたどってやってきますので、ホームページを作成したら、検索サイトなどに登録して、外部のページからリンクを張るようにしましょう
また、こちらからGoogleに「サイト提出」をするという手もあります。
Googleが提供している、サーチコンソールという機能からすることもできますので興味のある方は調べてみてください。
ちなみにWIXの有料版でホームページを作った時には、「Googleにサイトを提出」という機能があります。さくらがホームページ作成をお手伝いしているクライアント様で有料版を契約した方は、そちらでやってもらうようにしています。
Googleにホームページを作ったことをいち早くお知らせするので、Googleの検索ロボットがリンクをたどってくるよりも早くきてくれる可能性が上がります。もし早くサイトをインデックスしてほしいという方は頑張ってやってみてください。
~インデックス確認方法~
自分のホームページがインデックスされているかどうかを確認する方法……それはインターネットの検索エンジンの検索窓に
Site:あなたのホームページのURL
を入力して、検索することです。
そのとき、自分のホームページが検索結果に出るようでしたら、あなたのホームページはすでにインデックスされています。
自分のホームページが検索結果に出てこない場合は、「インデックスされていない」というわけです。
では、「インデックスされていない」状態が、なぜ起こるのでしょうか。
~なぜインデックスされていないのか~
1つ目は単純に作って日が浅いので検索ロボットが来ていないということです。それでしたらまだいいのですが、
2つ目、あなたのホームページがGoogleからペナルティをうけている、という場合があります。
ホームページ作成においてどういう行為がペナルティになるか、それはGoogleが公表しています。「品質に関するガイドライン」です。
ホームページを作成するにあたって、やってはいけないことが書かれています。詳しくは「品質に関するガイドライン」をご覧ください。
ピアノの先生がホームページを作る場合、ここに書かれたような、あざといことはやらないと思いますが、何も知らないがゆえに、うっかりやってしまうこともあります。とくに以下の3つに気をつけてください
キーワードの乱用
キーワードを不自然に、ホームページの文中にも埋め込んでしまう行為
無断複製されたコンテンツ
他のホームページに書かれている内容をコピーして、それをそのまま丸ごと自分のホームページにはり付けて、自分のものとして発表してしまう行為。これは著作権侵害にあたります
重複コンテンツ
自分のホームページ内に、同じような内容のページが複数あるのはアウトです。「似たような内容なページ」、それが多数ある、それも、ペナルティになることがあります
そしてペナルティをGoogleから受けてしまうと……ホームページが存在しているのに検索に出てこない、という非常にまずいことになってしまいます。そうするとホームページを見つけてもらえないので、お問い合わせが来るどころではないですよね。
もしホームページをつくって公開してから、半年も一年もたつのになかなかインデックスされないとか、一定期間検索結果に出てきていたのに急に出なくなってしまったとか、そういったことがあった場合ペナルティを疑ってみましょう。
そしてその原因となるものを、先ほどご紹介した「品質に関するガイドライン」をお読みになり、該当する箇所を見つけて直ちに訂正してください。
次からは2つ目の理由「検索順位が低い」です。
2.検索順位が低い
ピアノ教室を探す場合は、たいてい「地区名」+「ピアノ教室」というキーワードで検索すると思いますが、ホームページを見てもらえて、お問い合わせまでつながるには、検索結果の1ページ目から3ページ目くらいに出るのが理想です。ですが、作ったばかりのホームページは、たとえインデックスされても、いきなり1~3ページ目に表示されることはありません(ホームページの少ない地域でしたら別かもしれませんが)。
ではどうすれば検索順位を上げることができるのか。
検索順位を上げる対策のことをSEO対策(検索エンジン最適化)といいます。

検索順位を上げる極意はたくさんありますが、今日はそのうちの3つをご紹介します。
1.キーワードをサイト名とサイト内容に含める
インターネットでピアノ教室を探したいときは、だいたいキーワードとしてはピアノ教室を探したい場所の「地域名」、そして「ピアノ教室、または音楽教室」などのキーワードをいれて検索すると思います。
あなたの地域でピアノ教室を探している方が、検索窓に入れると予測されるキーワードを
必ずサイト名と、サイト内容に含めましょう
「サイト名」をホームページを作るときに入れる方法は、お使いになっているホームページ作成ソフトやホームページ作成ツールによって違うのですが、例えばさくらの推奨する「WIX」で作るときには、「検索エンジンに表示するタイトル」という部分でサイト名を設定することができます。
また、ホームページの内容(テキストなどの文章)に、「ピアノ」あるいは「ピアノ教室」、こういう言葉を自然な感じで複数入れ込みましょう。
前述した「ペナルティ」の項で、「キーワードを文中に不自然に埋め込むことは、ペナルティの対象になるのでやめましょう」と書きましたが、自然にピアノ教室という言葉が文中に入っているのであればオッケーです。
また、検索キーワードは2つだけじゃなくても大丈夫です。3つは想定しておいてもいいのかなと思います。
2.モバイル対応をする
では次に検索順位をあげる極意の2つ目。モバイル対応についてご説明したいと思います。
2015年に、Googleが「モバイル対応をしているかどうかを、検索順位を決めるときに重要視する」と発表しました。
特にスマホからホームページを検索する場合、スマホからも見やすいホームページ作りをしているホームページは、スマホでの検索順位が上がります。
最近のホームページ作成ツールなどでは、パソコン版ホームページを作成した場合、自動的にモバイル版(スマホ版)のほうも作成される、あるいは自動でスマホにふさわしい表示に変換してくれる、そういったシステムを持つホームページ作成ツールが多くなっています。
ですが、5年10年前に作ったホームページはモバイル対応をしていない場合が多いので、一昔前に作ったホームページの場合、ご自分のホームページをスマホで確認してみてください。
3.動画を増やす
さくらはクライアント様にSEO対策を指導する場合、もう5~6年前からずっと「ホームページに動画を載せましょう」と勧めてきましたが、2020年現在、もはや、ただ単に「ホームページに動画をたくさん掲載する」という問題だけでは、なくなってきています。
動画といっていますけども、ずばりYouTubeです。
YouTubeというのは実はGoogleの傘下です。ですので、その傘下にあるYouTubeは当然検索に有利に働くということは想像できますよね。
このように今、動画の重要性がどんどん高まってきています。動画でのSEOをVSEOといいます
が、「VSEOがGoogleの検索に有利になる」その傾向は、年が進んでいくにつれて、どんどん顕著になっていきます。なのでそうなってしまってから急に慌てて「動画をやろう!」というのでは手遅れなので、まだ動画に着手していない方は、まずYouTubeにチャンネルをもって動画を投稿していってください。
ちなみに、さくらのセッションでは、今後は動画戦略VSEOを多めに含んでいく予定です。
ホームページがあるのにお問い合わせゼロ・理由の3つ目
3.ホームページの内容に問題がある
「ホームページがあるのにお問い合わせがゼロ」原因の最後になります。インデックスされていて検索順位もそこそこ高いのにお問い合わせがこない、その原因は、ホームページの内容に問題があるからです。
本項では、考えられる原因を、2つに分けて解説していきます。
1.導線が悪い
- ホームページがごちゃごちゃしてわかりにくい
- 次にどこに行けばいいかわからない
- お問い合わせしたいのに連絡先が見つからない

↑このようなホームページをよく見かけます。無計画にページを増やしてしまい、導線を考えていないため、閲覧者にストレスを与えます。
3本目の動画では、さくらのピアノ教室を例にとって、導線について詳しく説明していますが、こちらでも、簡単に導線についてご説明します。
★ホームページのメニューを整理しよう!
メニューを絞るとは=ページ数を絞るということです。できるだけページ数を絞って、必要最低限のメニューを作るようにしましょう
↓このように、メニュー(ページ数)の多いホームページは導線を作りにくい!

メニュー(ページ)が整理されていると
↓「わかりやすい導線」が作れる!

どんなメニューを作り、どの順番でページを読んでほしいのかはそれぞれの先生のお考えにもよると思いますので、じっくり考えてみてください。
なお、メルマガから期間限定(2020年8~9月)で配布している資料では、導線の作り方をさらに詳しくご説明しています。(メルマガ登録はコチラ)
2.内容が悪い
次に内容そのものの問題に行きます。
★文章がわかりにくい
書いてある内容はすごくいいのに、読む気にならない。こういったホームページをよく見かけます。主な原因は
書きたいことをすべて詰めこんでいるから!
です。
ホームページはあくまで、閲覧者のため。そう思って、入れる内容を絞ってみましょう。コアとなる部分だけを残し、あとはいさぎよく削ってしまいましょう!
「え?これだけ?」と思うくらいがちょうどいいかもしれません。
これは、分量を少なくするということではありません。あくまで「内容を絞る」んです。本当に言いたいことを絞り、それについて詳しく書いていくんです。
1つのことを詳しく書いていけば、内容の飛躍はさけられます。
そしてもう一つ。文章を書く場合、相手に理解してもらうのではなくてイメージしてもらうという気持ちで書いてみてください。説明部分はできるだけカットし、メリットだけを簡潔に書いてください。そうすれば、長々としたわかりにくい文章にはならないとおもいます。

ご自分のホームページの内容をチェックして、
- 説明しているだけの文章なのか
- それともイメージできる文章なのか
★内容そのものに魅力がない
ピアノを習いたい生徒さんにとって魅力がない内容のホームページでは、お問い合わせにつながりません。
さくらが提唱するのは、ピアノを習いたいすべての人に向けて書くのではなく、あなたの本当に教えたい生徒さんが魅力に感じる内容、そちらを突き詰めて書いていただきたいということ。前項と、言っていることは同じですね。そのほうが、ピンポイントで、ほしい生徒さんの心に刺さります。
お問い合わせのないホームページは、通り一遍のことしか書いていないケースが多いです。なのでぜひ、あなたの教えたい生徒さんの心に響く内容を追及して書いてみてください。
ホームページを作るにあたって書く内容を考えるのが一番大変です。
このシリーズの前半は、SEOについてさんざん解説していきましたけども、実のところ一番大事なのはホームページの内容になります。
さくらのセッションでも、ホームページ内容作成には、かなり時間をかけます。
- あなたの教えたい生徒さんはどんな生徒さんなのか
- その生徒さんを引き寄せるためにはどういう内容をホームページに書いていけばいいいのか
なお、「イメージしやすいライティング」「ほしい生徒を引き寄せるホームページ内容づくり」に関しては、また別の機会に書いていきたいと思っています。
あなたのホームページに、たくさんお問い合わせが来ますように……
上記内容を動画でもご覧になれます
1.ホームページがインデックスされていない
2.検索順位が低い
3.ホームページ内容に問題がある
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